うぶすな(産土)とは、すべてを生(産)み出す母なる大地(土)のこと。
「うぶすな短歌会」の創始者である伊奈森太郎先生の「人生開発、郷土研究、和歌錬成」の精神を受け継ぎ、三十一音の韻律に日本の美しい自然を、日常生活の喜怒哀楽をのせて詠み上げていきたいと思います。
詠草のプロセスは頭の鍛錬にとても役立つと思います。
是非あなたも詠んでみませんか。楽しい仲間がお待ちしています。
講師は河合正秀先生(豊川市)。
昨年(29年度)の中日新聞〔中日歌壇〕年間賞の最優秀(3回目)を受賞されました。
〔祭礼の神事終えたる三歳馬 大きバケツの夕焼けを呑む〕
歌会は毎月第1水曜日、午後1時半〜 田原文化会館101会議室
毎年5月に開催される〔春の文協まつり〕に作品を出展しています。
ご高覧頂けたら幸いです。
◆令和7年 春
・ウォーキングすればするほど詩が生るる朝焼けの道夕焼けの道 河合正秀
・呆けゆく夫と合わせむゆく日々を宝鐸草(ほうちゃくそう)の鈴は揺るがず 安井弘子
・一度だけ振り向きて去る野良の「クロ」此所はお城下曲尺(カネンテ)の道 花井けい
・初春のまほろばの里伊良湖路へ龍年親子ジェラートを喰む 辻充代
・「生きるのが精一杯」とつぶやいた杖つく君のみやげは通草(あけび) 髙橋邦子
・吊革を持つ手は君を探したる南栄駅の灯火のなか 太田直子
・何十年ぶりででかけたボーリングボールは重くガタガタガタと 奥千恵子
・床の間の野にあるがごとひと枝を設(しつら)ふ点(た)てるけふは利休忌 則男
・彼岸過ぎ主なくともしだれ咲くかつて茶会の賑わいし夜 岩本邦彦
・紅顔の中学生は影を連れ80’sロックの要塞築く 鈴木恵理子